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雨月の気まぐれ日記

食・食品表示検定・健康・未知の領域 今感じることを、気ままに考察

うなぎの蒲焼きの表示について

土用丑の日


 今月7月27日は、土用丑の日です。
 江戸時代に蘭学者の平賀源内が、夏に栄養価の高いうなぎを食べると良いと宣伝することを提唱し、「土用丑の日にうなぎ!」という概念を定着させたという説があります。
 現在も、土用丑の日には、うなぎを食べる習慣が残っていますが、うなぎの稚魚やうなぎの漁獲量が減ったことにより、高級な食材となり、庶民の手が届きにくい食材となりました。

 うなぎの蒲焼きの表示


 うなぎといえば、蒲焼きのイメージが強いと思います。
 また、国産でないにもかかわらず、国産と偽装して販売されるケースが多い食材でもあります。
 そこで、うなぎの蒲焼きの販売時の表示について記載します。

A国から甲社がバルク輸入し、甲社自らが加工せず最終包装して販売した場合


 小分けする行為は、加工食品における加工行為に該当するため、輸入品であっても、加工者の表示が必要になります。
 また、甲社自らが加工していないことから、原産国としてA国の表示をする必要があります。

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うなぎの蒲焼き(1)

A国から甲社がバルク購入。乙社が加工せずに最終包装し、丙社が表示内容を含めて責任を持って販売した場合


 丙社が表示内容に責任をもつ旨、乙社との間で合意がなされている場合は、丙社が表示責任を持つことを前提とし、販売者として表示することができます
 しかし、この場合であっても、加工者である乙社の氏名又は名称と所在地の表示が必要となります。

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うなぎの蒲焼き(2)

A国から輸入した「うなぎ」を甲社が国内で加熱調理。乙社は、甲社からバルクで購入したうなぎ蒲焼きを最終包装して販売した場合


 うなぎ蒲焼きの場合は、食品表示基準第3条第2項の表の輸入品以外の加工食品の項の4の規定に基づき、国内製造製品に原材料であるうなぎの原産地表示が義務付けられています
 このことから、原材料名の「うなぎ」の後に括弧を付して原料であるうなぎの原産国の表示が必要となります。
(参考)原料原産地表示⇒食品表示基準別表第十五の4「うなぎ加工品」

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うなぎの蒲焼き(3)

                          ※食品表示Q&Aを参照